グラビアアイドルに何を求めるか〜白石若奈が好きだ〜
「グラビアアイドルに何を求めるか」の変化は、自分自身の性との向き合い方や距離感の変化をよく表している気がする。
「アイドル」という単語の意味からもある通り、小学校高学年ごろ、まだ性に目覚めたばかりの時期に好きになるグラビアアイドルというのは、未知なる性への憧れのようなものを多分に含んでいた気がする。
1 偶像。
2 崇拝される人や物。
3 あこがれの的。熱狂的なファンをもつ人。
私自身、当時は安田美沙子やほしのあきといった、あからさまに可愛かったりスタイルが良かったりする人たちを好んでいた。
それから中学高校大学と年齢を重ね、性の知識を蓄積し、多少なりとも性的な経験をすることで、少しずつグラビアアイドルに求めるものも変わってきた。
それは例えば、単に見た目がとても素晴らしいよりも、テレビ番組などで際どい発言をすることの方がエロいと思えるようになったり、オトナというよりも自分の年齢に近い方が妄想が捗るというようなことであった。
そういう訳で、尾崎ナナのようなバラエティで頑張る人たちや、紗綾のような同世代の人たちが好きになってきた。
そしていま、社会人1年生の僕がグラビアアイドルに求めているのは、「ちょうどよさ」である。「リアルさ」と言い換えてもいい。つまり、身近にいてもおかしくない、というか身近にいてほしいということである。
そういう意味でここ数か月応援しているのが白石若奈という人物である。
皆さんご存知だろうか?
ちょっと失礼かもしれないが、この人は本当に、「良い意味で」本当に「ちょうどいい」!
これは確実に失礼な発言だが、あえてDVDを買って見るほどの存在か!?と思ってしまうが、ついつい買ってしまったし、ついついTwitterやInstagramをチェックしてしまっている。
で、何故ちょうどいい人を応援したくなるのかということである。
確かに好きな顔だけど芸能界で一番好きだとかそういうことではないし、確かにすごいカラダをしているけど今さら思春期のようなモチベーションでグラビアを見ている訳でもない。そういう人を応援したくなってしまうって、どういう心理なのか。
じっくり考えて至った結論としては、一周まわったということ。
昔クラスとかサークルにいた、そこそこ可愛くて、ちょっとおっぱいが大きくて、下ネタも全然いけて、酔っ払うとどうにかなってしまうような女の子が、会社に入ってから身近にいなくなってしまい、そういう当たり前の存在を「アイドル」とするようになってしまったということ。
大人数で遊んだときに後輩の男の子が私のDVD買ってくれたらしくてあのシーンのここで抜きました!とか私目の前にして言ってて笑ったww
— 白石若奈 (@shiraishi_waka) November 19, 2017
こういう感じとか、
こういう感じとか
とても自然でよい。
なんていうか、遠い憧れ・理想みたいな存在から、ちょっとリアルに近い存在を欲するようになって、最終的に本来身近にいたような存在が恋しくなってきた、その結果としての白石若奈ファンである。