hitorirymanのブログ

ひとりぼっちのサラリーマンが書いています。

ES添削する側の方が学び多い説

ESの添削」ってありますけど、あれってどんな感じでやるものなんでしょうか?

 

 

就活を生業にしている人、就活中にプロのサービスを受けたことがある人に聞いてみたいです。というのも、僕自身就活生のころOB訪問以外で誰かに添削してもらったことがほとんどないのですが、ここ最近後輩に相談される機会があって、断るのも申し訳ないしやるなら一生懸命やろうということで、どうしたもんかいなあと悩んでいたところでして。。。(一度就活経験した程度で偉そうに就活相談なんか乗ってんじゃねーよ!という意見は僕も当然自覚しているのでご安心を)

 

僕のなかで「添削」というと、高校生のころに英作文の添削をやってもらったときみたいに赤ペンでコメントを入れていくイメージがあります。「ES見て欲しいんですけど」と言う後輩も僕と同じような認識を持っていたのか、LINEWordファイルを送ってきてくれました。さてやるか!と作業に取り掛かろうとしてみて初めてふと思います。

 

これ、意味あるかな?

 

例えば、「こんな質問されるかも!」とか「こう変えた方が伝わりやすい!」とかそういうアドバイスESを読んだだけでできるかもしれません。が、しかし、そういった表面的な添削って、大した意味あるんでしょうか。つまり、そもそもこの設問ってどういう意図だろう?とか、何をアピールすればいいんだっけ?とか、もっと相応しいエピソードないかな?とか、根本的なところからコミュニケーションを取りつつ考え直さなきゃダメなんじゃないかというわけです(ESを書く前に構想を練る段階から書いたESをもとに面接の練習をする段階まで含めてトータルで設計し直す)。とすると、ある意味自己分析も企業分析もガッツリ一緒に手伝うくらいの時間的コストも信頼関係も必要だなと思い、冒頭の疑問に繋がります。ある程度自己開示をしてもらって、その上で「絶対受かってほしい!」と親身にアドバイスするって、簡単にできることじゃないよな、、、と。

 

 

現時点で答えは出ていませんが、後輩のESを添削してみて一つ思い出したことがあります。それは、「添削をしてもらうのと同じくらい、いやそれ以上に、添削をすることで学びがある」ということです。

 

どういうことかというと、採用する側の気持ちになってみると、書くときに注意すべきポイントが見えてくるということです。人事担当者になりきって、どういう風に評価するか想像して、友達のESを添削してみます。「全然お前の為人見えてこないじゃん!」とか「こんな短い字数制限で、なんで物語のあらすじみたいな書き方しちゃうかね、、、」とか、色々出てくるでしょう。ひとしきりツッコミ終えたら、普段自分が書いているESを思い出してみてください。「同じようなミスしてたわ!」と気づくことが多かれ少なかれあるはずです(無い人は多分優秀)。僕はゼミの試験でESを読んで面接をする経験をしていたので、自然とできていたんだろうなと思うのですが、まだ他人のESを読んでみたことが無いという人は是非やってみてください。っていうか、ひとに添削をお願いしてばかりの人は、大事な経験をし損ねている気がするので、マジで一度はやってみた方がいいと思います。適当な人に添削してもらうよりはるかに役に立つはず!