NHKドキュメンタリー『病院ラジオ』が良い番組だった。
昨日の夜やっていた『病院ラジオ』という番組が素晴らしく良かった。
サンドウィッチマンがお届けする涙と笑いの「病院ラジオ」 病院ラジオ |NHK_PR|NHKオンライン
病院にラジオ局を開設したら、患者やその家族から、どんな思いを聞けるだろう。
お笑いコンビ、サンドウィッチマンの2人が、大阪の国立循環器病研究センター病院に出向き、2日間限定の手作り出張ラジオ局を開設。
病気で入院、または通院生活を送っている人や、その家族、一人ひとりから、病気と向き合うなかで、ふだんなかなか言えない本音を聞き出していきます。病気になって気づいた人生の喜びや悲しみ、そして、直接言いにくい日ごろの感謝の気持ち…。それぞれの思いを、リクエストした曲にのせて届けていきます。ラジオを通じてさまざまな思いが交錯し、見る人の心が揺さぶられる、新しい形の感動ドキュメンタリーです。
病院内に特設ブースを作り、受信するためのスマートフォンを配り、患者さんやその家族をゲストに迎えてトークするラジオ番組とその周辺の出来事を描いたドキュメンタリー番組。
ともすると、ただの御涙頂戴番組になりそうなところ。サンドウィッチマンの2人の絶妙な距離感、ラジオが持つ暖かさが相まって、患者さんやその家族の持つエネルギーが伝わってきて、見た後にポジティブな気持ちになった。
また第2弾もやってほしい。
良い仕組みの番組だなと思ったら、実は既に海外でも放送されているフォーマットを活用したものだとか。とはいえ、サンドウィッチマンを起用することや、国立循環器病研究センターでロケをすることまで決まっているわけではないだろうから、日本の優秀なスタッフが上手くアレンジしているんだろうなあ。
日本発の良い番組もどんどん海外に輸出されてほしいものですね。
【出演】
【撮影協力】
国立循環器病研究センター
千里リハビリテーション病院
【撮影】
石原徹也
浅野康治郎
【音声】
鈴木彰浩
松村市郎
【映像技術】
丹野昌平
【音響デザイン】
清絵里子
【音響効果】
東谷尚
【編集】
小林幸二
【フォーマット購入】
生田聖子
【オリジナルフォーマット】
RADIO GAGA(ラインナップインダストリーズ)
【原案】
ヨリスハッセル/ドミニクバンマルダー/チネゼン(ベルギー)
【ディレクター】
佐藤紘子
【リサーチャー】
宮所可奈
【取材】
白石雅人
浅野麻由
【プロデューサー】
伊藤政浩
【制作統括】
齋藤真貴